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(via tatar)
「バルタン星人=シルヴィ・バルタン Sylvie Vartan」説は「ウルトラマン」放送当初から広く流布されていますが、これは完全な間違いです、というより「誤解」です。
 1993年に朝日ソノラマから「ウルトラマン科特隊奮戦記」という本が出ています。企画のみで実現しなかった「ウルトラマン」の劇場版をコミック化(画・川崎郷太)したものですが、その原案者であり、バルタン星人の初登場話「侵略者を撃て」の脚本を書いた飯島敏宏氏が同書の巻末で「いま明かされるバルタン出生の秘密」と題してバルタン命名の真相を語っています。
 それによると飯島氏(当時はペンネーム『千束北男』)が新しい宇宙人のアイデアを考えていた時、かたわらのラジオで流れていたロシア民謡「バルカンの星の下に」にヒントを得、一文字だけ変えて「バルタン星人」としたのだそうです。
 自星を核戦争で失った宇宙人という設定と、「世界の火薬庫」の間に通じるものがあったのでしょう。
 ところがそれを見せた同僚の脚本家・金城哲夫氏に「いいじゃないですか、バルタン!シルビー・バルタンから取ったんですか?」と言われた飯島氏は、面白かったのでついうなずいてしまったそうです。これが「誤解」の始まりで、その後あらゆる媒体で「バルタン星人=シルヴィ・バルタン」が広まってしまいました。
 氏は長いこと、この間違いを特に正そうとは思わなかったらしいのですが、ある番組の企画でシルヴィ・バルタン本人にバルタン星人の人形を見せたところ不愉快な反応が返ってきた、という話を聞いたのがきっかけで真相を告白することにしたそうです。
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痛いテレビ : 土曜日は秋晴れ
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○物事はなんでもそうですけれども、「ハード」と「システム」と「ヒト」に分類することができます。「羽田をハブ化する」という話が出たときに、人々が真っ先に考えるのはハードのことなんじゃないかと思います。「まずい、それでは関空(or 成田 or とにかくウチの空港)にカネが回ってこない」的な貧しい発想をしてしまいがちです。でもね、大事なのは意外と「システム」なんですよ。「成田は国際、羽田は国内」という役割分担をしておいて、両空港を短時間で結ぶ交通手段がない、なんてのはシステム構築失敗の最たるものです。

○日本という国は、ハードへの金をケチって中途半端なものを作ってしまい、システムは利害調整が出来なくて不合理極まりないものとなり、ものすごく不利な条件を作っておいた上で、ヒトが献身的な働きをするから物事が正常に動いている、てなことが多い国だと思います。聞くところによれば、成田空港なんぞはもともとがハードに限界がある上に、重要な部分は旅客にとられてしまい、貨物の運搬はそれこそ空港で働く人たちの職人技で支えられているのだそうです。「ほとんど神業ですよ。こんなこと、日本以外では不可能でしょうね」なーんて評価を聞いたりすると、喜んでいいのか哀しんでいいのか分からなくなってしまいます。

○その点、アメリカって国は、どこへ行ってもハードは老朽化していい加減ガタが来ているし、ヒトだってどう見ても利発でも勤勉でもないのですけれども、システムが上手に作ってあるから意外と快適であったりします。ハブ・システムみたいなものを考案するのは、だいたいがアメリカ人なんですよね。「城を作るときは五角形にせよ。さすれば見張りが5人で済む」みたいな発想ができてしまうのが、あの国の面白いところなんです。

○他方、中国はハード重視の国だと思います。空港でも道路でも工業団地でも、まことに堂々たるインフラをぶっ建ててしまいます。でもシステムがめちゃくちゃで、ヒトも極めていい加減であるから、結果として非効率極まりない経済となります。行くたびに、「これで成長率10%かよ」と嘆きたくなることが多いですよね。「後宮の美女三千人」みたいな贅沢な城を作っておいて、北方民族が侵入してくると一夜で陥落する、てなことがかの国の歴史ではめずらしくありません。

○日本の場合は、ハードにはお金をかけられないものとあきらめるとして、せめてもう少しシステムに配慮をする必要があると思います。でないと、いつまでたってもヒトがラクを出来ないではありませんか。いつまでもハードワーキングじゃいられない。システムの向上のためにも、既得権の見直しが急務ではないかと考える次第であります。

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